宮城県のみなさんこんにちは、意外と花好きなクロブチです。
宮城県に限らずですが、県や市町村には「市の花」「町の花」といったように、それぞれの市町村が定めている花があります。あなたの住んでいる市町村の花は何でしょうか?
宮城県
まずは宮城県の県花です。ミヤギノハギというマメ科の植物ですで、紫紅色の花を8月~10月頃に咲かせます。園芸用としてもとても人気の植物ですね。昭和30年3月22日に制定されました。

市の花
塩竈市の鹽竈櫻が目を引きます。鹽竈神社境内には約60本の鹽竈ザクラがありますが、その内27本が「鹽竈神社の鹽竈ザクラ」の名称で国の天然記念物に指定されています。
仙台市:ハギ(昭和46年制定)
石巻市:ツツジ(平成17年10月17日制定)
塩竈市:鹽竈櫻(昭和17年4月1日制定)
気仙沼市:ヤマツツジ(平成19年3月7日制定)
白石市:ヤマブキ(昭和53年制定)
名取市:ハナモモ(昭和53年制定)
角田市:りんどう(昭和53年10月2日制定)
多賀城市:あやめ(昭和61年11月1日)
岩沼市:ツツジ(昭和53年制定)
登米市:さくら(平成22年10月1日制定)
栗原市:ニッコウキスゲ(平成20年9月1日制定)
東松島市:さくら(平成17年7月28日)
大崎市:ひまわり(平成28年11月3日)
富谷市:きく(昭和53年4月1日制定)
刈田郡
七ヶ宿町の「乙女ゆり」は別名、ヒメサユリ(姫早百合・姫小百合)ともいうそうです。自生している地域では、「オトメユリ」よりも「ヒメサユリ」で知られている場合が多いそうです。
蔵王町:ももの花(昭和52年9月制定)
七ヶ宿町:乙女ゆり(昭和57年9月28日制定)
柴田郡
大河原町の「桜」と柴田町の「さくら」はもちろん同じ種類です。それぞれの市区町村の表記をそのまま文字にしています。漢字と平仮名では印象も違いますね。
大河原町:桜(昭和62年制定)
村田町:木犀の花(昭和54年1月20日制定)
柴田町:さくら(昭和50年10月10日制定)
川崎町:ひまわり(昭和63年3月10日制定)
伊具郡
丸森町の「やまゆり」は日本特産のユリで、山中に自生することから「山ユリ」と呼ばれています。
丸森町:やまゆり(制定年月日不明)
亘理郡
亘理町:さざんか(昭和58年4月1日制定)
山元町:ツツジ(昭和60年11月制定)
宮城郡
松島町の石斛は「セッコク」と読みます。主に針葉樹林や常緑広葉樹林に見られます。
松島町:石斛(制定年月日不明)
七ヶ浜町:はまぎく(制定年月日不明)
利府町:梨の花(制定年月日不明)
黒川郡
大衡村の「キキョウ」秋はの七草の1つとしても知られています。日本では古くから秋の風物詩として愛されている花です。個人的にもすごく好きな花です。
大和町:つつじ(昭和50年8月1日制定)
大郷町:つつじ(制定年月日不明)
大衡村:キキョウ(昭和57年9月18日制定)
加美郡
加美町の「ミズバショウ」は荒沢の湿原などで見られるそうです。
色麻町:さくら(昭和51年4月1日制定)
加美町:ミズバショウ(平成15年9月1日制定)
遠田郡
涌谷町:さくら(昭和60年3月11日制定)
美里町:ばら(平成18年7月29日選定)
牡鹿郡
女川町:サクラ(制定年月日不明)
本吉郡
南三陸町:ツツジ(平成18年4月3日制定)
まとめ
いかがでしたでしょうか?
やっぱり、桜(さくら・サクラ)が多いですね。8つの市町村で桜が制定されていました(鹽竈ザクラも含む)。次いで多かったのがつつじ系で7つの市区町村で制定されています。
でも、それぞれの市町村がなぜその花を制定したのか疑問に思った人も多いのではないでしょうか。その理由や花言葉などを調べてみるのもいいかもしれませんね。





